新潟、古町を拠点とするアイドルユニット”RYUTist”
ローカルアイドルの草分けにして同じく古町から活動を始めたNegiccoの背中を追い続けているようにも見える4人です。
今回リリースになった「きっと、はじまりの季節」は、透明な盤面のCDなどアートワークがネット上でバズっているようですね。
ジャケは紙に印刷された画像に2枚のセルの画像が重ねられて重層的な表情が出ています。
(個人的には”アクアフレッシュ”を連想w)
そしてケースを開けると透明な盤面に花のような形で表現されたアートワーク!
こんなの初めて見たヨ!( ゚д゚ )
CDの裏側を見ると、昔あった短冊ジャケの小さいCDサイズで音声データが載せられていたのでした!
中身ですが…タワーレコードの影響が感じられる作品です。
RYUTistはタワレコのレーベル「PENGUIN DISC」所属。
…でもって表題曲は、作詞作曲がKIRINJIの弓木英梨乃さん、編曲はsugarbeansと…同じくタワレコのレーベルT-Plette所属のネギとの交流も深いお二人。
「青空シグナル」「黄昏のダイアリー」「センシティブサイン」と続く爽やかなコーラスワークが印象的な路線の曲です。
収録2曲目は「Never let me back」
レーベル主の南波一海さんが作詞、東新レゾナントが作編曲
東新レゾナントという名前は初めて聞いたのですが、解散してしまったEspeciaと関係があったようです。
曲調はかなり私好み(´∀`)
表題曲がRYUTistの現在を表現しているとすれば、2曲目は今後大人になっていく4人が表現する世界といったところでしょうか(ちょっと背伸び感はあるかも)
3曲目は雷音レコードからアナログでリリースされていた「愛のナンバー」
°C-want you!さんのカバーです。
ここでは大人になっていくのを飛び越え、オジサンの思い出話的な歌詞世界を爽やかな歌声で表現しています。
こうなると一種ファンタジー感すら漂いますね(´∀`)
RYUTistに限らずアイドルもティーンエイジャーであれば「元気」「はつらつ」「一緒に成長」…のような打ち出しで良いのでしょうが、成人となった後は何を表現するのかが問われるわけです。
RYUTistは今後2年ほどで結成10周年を迎え、メンバーも全員成人してくると思いますが…本作を通して聴いてみるとその時の音がイメージできるように思えます。
先例としてのロールモデル、Negiccoの存在があったのも大きいのでしょう。
さらに新潟ローカルの深夜番組「思い出ヒッソリー」ではバンド演奏にチャレンジするなど独自の方向も模索していますので…10年、20年と続くサステナブルなユニットになることを期待しています。
過去のシングル曲を取り上げた当ブログ内記事 ↓
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アートワークが話題で品薄か?!
【CDシングル】 きっと、はじまりの季節
【CDシングル】 センシティブサイン
【CDシングル】 黄昏のダイアリー
【CDシングル】 青空シグナル
【CD】 柳都芸妓(芸能の伝統がある新潟を表現する3rdアルバム)
RYUTO RECORDS時代のアルバム作品
【CD】 日本海夕日ライン<通常盤>(夏の日本海を表現した2ndアルバム、驚愕の完成度で話題に)
【CD】 RYUTist HOME LIVE(毎週古町で開催されるホームライブをコンセプトとした1stアルバム、ライブ最後に必ず歌われるラリリレル等収録)
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