2019年10月9日リリース
全8曲、約30分というコンパクトなアルバム。
配信限定でリリースされたシングルに新作を組み合わせて作られました。
楽曲構成は下記の通り。
1.私の人生 ※配信シングル「或る秋の日」(2016年)
2.君がいなくちゃ ※配信シングル「君がいなくちゃ」(2015年)
3.最後の手紙 ※新曲
4.いつもの空 ※新曲
5.或る秋の日(Alternate Mix)※配信シングル「或る秋の日」(2016年)
6.新しい君へ ※新曲
7.永遠の迷宮 ※新曲
8.みんなの願いかなう日まで ※配信シングル「みんなの願いかなう日まで」(2013年)
先に配信でリリースされたのは、アルバム「ZOOEY」「BLOOD MOON」「Maniju」が発表された時期と重なりますが、それらの収録曲とはだいぶ趣が違うなぁ~と思ったわけです。
多分、色々な傾向の曲をどんどん作っていってアルバムにはそのコンセプトに合致するものを選ぶというやり方をしていたのではないかと思います。
今回はここ数年のフルアルバムとは違った曲を集めて一枚作り上げたということでしょう。
その特徴は楽器の音が控えめで元春の声が主体となっていること。
部分的には弾き語りに近い聴こえ方になっています。
また、詞も相手に語りかけるような内容が多くて、非常にパーソナルな印象を受けます。
全体的には、デビュー40年を迎えようとする大ベテランならではの大人の視点が感じられるのですが…「君がいなくちゃ」はティーンエイジャー元春少年の作なのです!
それがまたアルバムの中にちゃんとはまっているのもスゴイです。
表題曲「或る秋の日」は愛の始まりから、愛の深まり、その後までを歌っていますが…そこかしこに挟まれる比喩がイマジネーションを拡げてくれます。
特に「若葉の頃)」という言葉は若い時代のみずみずしさを効果的に表現していて(それでいて肉体的な生々しさは薄れる)、やはり詩人なのだなと思います。
かと思えば「新しい君へ」では人生の先達から若者へ「ささやかなアドバイス」を送ったりしてね。
ずっと黄昏を眺めているかのような曲が多いわけですが、最後はほっとするようなクリスマスソングでちょっと心が軽くなって終わる…そんな印象です。
優しさに満ちた大人が聴くべき味わい深いアルバム。
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【CD】 或る秋の日 [CD+ブックレット]<受注生産限定盤>
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先に配信でリリースされたのは、アルバム「ZOOEY」「BLOOD MOON」「Maniju」が発表された時期と重なりますが、それらの収録曲とはだいぶ趣が違うなぁ~と思ったわけです。
多分、色々な傾向の曲をどんどん作っていってアルバムにはそのコンセプトに合致するものを選ぶというやり方をしていたのではないかと思います。
今回はここ数年のフルアルバムとは違った曲を集めて一枚作り上げたということでしょう。
その特徴は楽器の音が控えめで元春の声が主体となっていること。
部分的には弾き語りに近い聴こえ方になっています。
また、詞も相手に語りかけるような内容が多くて、非常にパーソナルな印象を受けます。
全体的には、デビュー40年を迎えようとする大ベテランならではの大人の視点が感じられるのですが…「君がいなくちゃ」はティーンエイジャー元春少年の作なのです!
それがまたアルバムの中にちゃんとはまっているのもスゴイです。
表題曲「或る秋の日」は愛の始まりから、愛の深まり、その後までを歌っていますが…そこかしこに挟まれる比喩がイマジネーションを拡げてくれます。
特に「若葉の頃)」という言葉は若い時代のみずみずしさを効果的に表現していて(それでいて肉体的な生々しさは薄れる)、やはり詩人なのだなと思います。
かと思えば「新しい君へ」では人生の先達から若者へ「ささやかなアドバイス」を送ったりしてね。
ずっと黄昏を眺めているかのような曲が多いわけですが、最後はほっとするようなクリスマスソングでちょっと心が軽くなって終わる…そんな印象です。
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