2019年8月31日をもって、アイドルを引退すると宣言したChelip。

2019年5月2日、引退発表を行った時の映像です。
なぜ「解散」「卒業」ではなく「引退」なのか…彼女たち自身の言葉で語られています。


タワレコで無料配布されている”bounce”に「最後の」インタビューが掲載されていました。
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近くにタワレコないよ!という皆様、安心してください。
Mikikiさんのサイトで読めます(´∀`)



Chelipって、バンド演奏とも相性が良さそうで…この映像なんていいですね。
こうしたライブが見られなくなってしまうのは…残念です。


さて…今回のアルバムのことなど。

黒い方が標準のジャケで、写真を使っている方はアナザージャケットです。
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2年前、東京の町田でのリリイベでアンケート用紙に「アルバムでないの?」と書いたのですが…まさかこのような形で実現してしまうとは…(難しいのは百も承知ですが)出来れば新曲満載のアルバムを聴いてみたかったですね。

これまでのシングル曲を全て収録したCD二枚組です。
私がChelipを発見した頃には最初期の「Che Che Chelip~魔法のコトバ~」の音源は売り切れていて入手困難でした。
そんな初期曲がバッチリ入っているだけで本作を入手する価値はあろうというもの!
このアルバム1枚で、Chelipの7年にわたる足跡を辿ることができるはずです。

CDデビュー当時の動画


イイキョクが多いのですが、特に印象的なのは…

”again”
個人的にちょっと昭和感を感じる曲調に抑制のきいた歌唱がイイ感じ。

"ソング・フォー・ユー"
モータウン調のリズムに佐野元春の初期曲のタイトルが散りばめられた歌詞がたまりません。


さらにアルバム最後に新曲が2曲ですよ!

”君へのprologue”
”輝る風の中の全て”を手掛けた小林清美さんによる一曲。
Chelipの二人に寄り添うような女性らしい感性を感じるバラードです。
これまでを締めくくるかのような歌詞で、Negiccoの”雫の輪”的な振り返り感があります。

”Partyは終わらない”
インタビュー記事を読むと、曲自体は以前からあったそうですが(歌詞は当初とは改変されているとのこと)…このアルバムの最後に配置されると…アイドルを「引退」はするけれどChelipは消えてなくなるわけではないという響きを感じます。

「麻友と美音とパーティ!」というパートはご本人達にとってはちょっと恥ずかしいようですけれど、将来にわたってファンの幸せな記憶を喚起させることでしょう。

ローカルアイドルの面白さも厳しさも体現していると思いますが…こうしたアルバムのリリースが実現したChelipというユニットは関係者から愛されているのだなぁ…と感じます。

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【CD】 LAST FIRST - CHELIP ALL TIME BEST -



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