ネット媒体である「少年ジャンプ＋」に連載の、青春ロック漫画。
石川香織による「エモい」と評判の作品です。
主人公、真神たかしが高校に入学して部活のオリエンテーションでロック研究会の演奏が「刺さり」…メンバーを集めバンド活動を始めていくという流れです。
私はバンドなど音楽活動の経験はありませんが、（想像するに）こういうことはあるんだろうなぁ…と思えます。
ときおり荒っぽい線の絵になりますが、それがロックが生み出す空気の振動を感じさせるわけで、実在の曲を登場させたりと、画面から音の存在感がビンビン伝わります。
「99人に無視されて、1人に刺したい」
「ロックなんかやってる奴、キモいに決まってるだろ!!!」
「日本中世界中、分かってねぇ奴らに分からせてやろうや」
…１巻から名言多数ですよ。
そしてバンドメンバーが揃ったら「未確認フェスティバル」目指して…動き出す。
初期衝動だけで突き進む主人公たちに対して、メジャーで売れることが見えているライバルキャラが登場し…
ところが、これから！というところで掲載終了。
打ち切りとの噂ですが、作者の側から連載を止めたのかもしれません。
どこかで続きを発表するという話もあり、気になります。
すでに伝説的な作品になったとおもいますよ。
私…高校時代ははるか彼方のオッサンですが、この「青さ」「熱さ」が懐かしく感じます。
多少音楽の趣味が違っても、ライブの熱狂を経験した人はノープロブレム！楽しめるでしょう(´∀｀)
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