今年デビュー10周年だそうです。
この春にベストアルバムをリリースしていましたが、それによって過去を清算したのではないかと思うほどの変わりようなのが今回のアルバムです。
もうジャケからして大人感すごいです!
一聴すればすぐわかりますが…「フレンチポップ」…それほどそれに詳しくなくてもストレートにそう感じられます。
(セルジュ・ゲインズブールとか一応お名前は聞いたことあるくらいですけど)
そう思って、ホリプロの公式情報WEBページをみると見事に「フレンチポップ」と書いてありました(´∀`)
古き良き洋楽ポップス風味という点でSOLEILを連想しちゃいました。
多分ヒントにはなっていると思います。
南波志帆さんは自分のレーベル「sparkjoy records」をタワレコ内に設立しているそうで、本アルバムはプロデュースにタワレコ嶺脇社長の名前が記載されています。
本アルバムの方向性にも嶺脇氏の意向が反映しているのでしょうか?
10曲入って30分強、全体にかなり短めで3分前後の曲がテンポよく切り替わっていく印象です。
「Fille! Fille! Fille!」のMV
アルバム一曲目にしてタイトル曲…英語でいえば「Girl! Girl! Girl!」初っ端からポップにかましてくれます。
どの曲も大人オシャレなイイ感じですが特に印象的なのは…
6曲目「テリトリー」は(音楽の専門的なことはよくわかりませんが)かなりトリッキーな凝った曲のように思いました。カッコイイです。
8曲目「魅惑の巴里サーカス急行!」キラキラした街の明かりをイメージさせる楽しい曲。
9曲目の「宇宙アムール」ではヨーロッパを飛び出して宇宙まで!浮遊感のある声とばっちりマッチしていますね。
大人っぽくなった南波志帆さんですが、曲によってはアーバンギャルドの浜崎容子さんのような艶のある歌声を披露したりしてますね。
新たな方向性を切り開いたアルバムで、これからも楽しみな南波さんでした(´∀`)
<収録曲>
1.「Fille! Fille! Fille!」
作詞:Ami Kawai 作曲:梅林太郎 編曲:梅林太郎
2.「大人の恋、魔法」
作詞:Ami Kawai 作曲:橋本竜樹 編曲:橋本竜樹
3.「青いヴィーナス」
作詞:Ami Kawai 作曲:梅林太郎 編曲:ハヤシベトモノリ
4.「Don’t ask me why」
作詞・作曲:Variety Lab 編曲:Variety Lab
5.「イニシャル“S”の恋愛事情」
作詞:Ami Kawai 作曲:梅林太郎 編曲:梅林太郎
6.「テリトリー」
作詞・作曲:鈴木一弘 編曲:鈴木一弘
7.「Petite Flamme」
作詞:Ami Kawai 作曲:梅林太郎 編曲:梅林太郎
8.「魅惑の巴里サーカス急行!」
作詞・作曲:ハヤシベトモノリ 編曲:ハヤシベトモノ
9.「宇宙アムール」
作詞:Ami Kawai 作曲:Itoken 編曲:Itoken
10.「泡色の日々」
作詞:Ami Kawai 作曲:保坂ねこ 編曲:梅林太郎
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【CD】 Fille! Fille! Fille!
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