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2018年10月4日(木)佐野元春のライブに参戦してきました!

30年以上聴き続けて、アルバムCDも(多分)全部買っているのにライブだけは未参戦でした(ライブ映像のソフトは何本か見ていますが)

会場はお台場のZepp Diver City Tokyo
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ここは昨年4月にNegicco のライブハウスツアーファイナルで訪れてから2回目です。

今回の元春のライブでは椅子がセッティングされ、席指定できるようになっていました。
(後方スタンディング券もあり)
私は指定席ながら結構後方でスタンディングエリアのやや前という感じでしたが、ステージも充分見られました。

初の佐野元春ライブでしたが、よく行くNegicco のライブと比べると当然でしょうが落ち着いた年齢層が多く、会社帰りのサラリーマン風の方が目立ちました。

さて、定刻から10分前後遅れで開演。

一曲目は「境界線」
アルバム「BLOOD MOON」の一曲目で、ライブの導入としてもイイ感じです。

次に「君が気高い孤独なら」ときて、このツアーはコヨーテバンド曲で押していくのだなと感じました。
実際、初期曲なしでコヨーテバンド曲のみ頭から14曲一気に演奏していました。
…と、同時に直近数年間に発表された曲の良さがを実感できるわけです。

面白かったのは、三曲目から
・ポーラスタァ
・私の太陽
・紅い月
と…(これは天体シリーズかな?)なんて思ったりしてね(´∀`)

ライブの空気感は序盤から次第に温まっていき…後半は相当の盛り上がりとなりました。
セトリもアップテンポな曲ばかりで、ライブハウスであることを相当意識しているであろうことは容易に想像できました。

そして、改めてアルバム「Maniju」収録の「純恋」について、還暦超えた人物がティーンエイジャーの恋心を瑞々しく歌えるものか!と感嘆しました。

その曲直前のMCがまた楽しい。

「純恋」のあとは、コヨーテバンドのインスト演奏。
これって珍しいんでしょうか?
キーボードの渡辺シュンスケ大活躍の「ライナス&ルーシー」
(そういえば、この方…昨年11月のNegicco新潟県民会館ライブで演奏してたねぇ)

続いて「禅ビート」「優しい闇」と現実世界の憂いを歌いながら、根底にはポジティブ(元春のいうところのサバイブに通じる感覚)…この按配が佐野元春なんでしょうね。

でもって「新しい航海」「レインガール」「約束の橋」とコヨーテバンド前の曲を披露して本編終了。
このセトリの文脈でくるとまた違った聴こえ方になるような気がしました。


長い拍手の後、アンコール。
「ヤァ!ソウルボーイ」から。
少年のナイーブさを失っていない大人が前を向いていこうか…という場面がちょっと楽天的な音で表現されている好きな曲です。

次のMC「僕は好きな乗り物があるんだ」
「電車や飛行機じゃないんだけど…」※細かいところちがうかも

すかさず客席の女性オーディエンスから「水上バス!」

「さすが!よくわかったね」(会場笑い)
…からの「水上バスに乗って」

そして、すごい盛り上がりを見せる「インディビジュアリスト」(ビックリ!)

この日本当に最後は「アンジェリーナ」
この曲になったら、周りのベテランファン全員がノリノリで、なにか一回りした感あって良かったですね。

佐野元春はある時から声が非常に出づらくなってしまったけど、そこはその状況に合わせた新たな歌い方を編み出していて、このライブでもベテランらしからぬ前のめりなボーカルだったと感じました。
(ギターの深沼元昭のコーラスも重要な役を担ってました)

やっぱ、ライブはいいね(´∀`)
最後に傑作MC



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2018-10-04
禅BEAT2018
Vepp Diver City Tokyo
セトリ※カッコ内は収録アルバム

1.境界線(BLOOD MOON)
2.君が気高い孤独なら(Coyote)
3.ポーラスタァ(ZOOEY)
4.私の太陽(BLOOD MOON)
5.紅い月(BLOOD MOON)
6.いつかの君(BLOOD MOON)
7.世界は慈悲を待っている(ZOOEY)
8.La Vita e Bella(ZOOEY)
9.空港待合室(BLOOD MOON)
10.新しい雨(Maniju)
11.純恋~すみれ(Maniju)
12.ライナス&ルーシー※inst
13.禅ビート(Maniju)
14.優しい闇(BLOOD MOON)

15.新しい航海(ナポレオンフィッシュと泳ぐ日)
16.レインガール(THE CIRCLE)
17.約束の橋(ナポレオンフィッシュと泳ぐ日)

<アンコール>
18.ヤァ!ソウルボーイ(フルーツ)
19.水上バスに乗って(フルーツ)
20.インディビジュアリスト(cafe Bohemia)
21.アンジェリーナ(バック・トゥ・ザ・ストリート)

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佐野元春&THE COYOTE BANDによるアルバム

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→アルバム「MANIJU」を紹介した当ブログの記事


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【CD】 ZOOEY(ゾーイ)<通常盤>


【CD】 Coyote<通常盤>