レキシの５thアルバムです。

1st「レキシ」→2nd「レキツ」→3rd「レキミ」→4th「レシキ」と来てたので、５番目はどんなネーミングになるのかな？と思っておりましたら…ローマ数字の５である「V」を持ってきたんですね～すごいですねぇ(´∀｀)

私がレキシを知ったのは、Youtubeで「キラキラ武士」（2ndレキツの収録）の映像を見て衝撃を受けて…「これなに？」と思ったところからですね。


その後、Negiccoを再発見した時、バーディアの楽曲提供者がレキシの池ちゃんと知ってますますビックリというわけです。


さて、その5thアルバムを通して聞いてみると・・・

全体に疾走感の高い曲の比率が高い印象です。
もちろん、そればかりではないのですが全体の流れがまとまっていて時間がスッと過ぎてしまう感覚です。

一曲めから「牛シャウト！」って、結構トバしてます。
ギュギュギュギュギュギュギュ・・・って言いたいがための曲でしょうか(´∀｀)

二曲目「KMTR645」feat.ネコカミノカマタリことキュウソネコカミでこれまたアップテンポの曲ですね。
いい調子です！



三曲目・四曲目はミドルテンポ（？）になります。

三曲目「一休さんに相談だ」
四曲目「古今 to 新古今」冒頭のうんちくはデタラメです（笑）


五曲目「やぶさめの馬」ではさすがに馬が題材なのでまたテンポが上がってきます。

六曲目は先にシングルとして発表されていた「SHIKIBU」・・・映像からして走っていますね(´∀｀)


七曲目「寺子屋FUNK」最初に子供の声が入っていてどうなるんだろう？と思わせといて本編はFUNKなノリと言うんでしょうか？いいテンポです。

八曲目「旧石器ベイベ」は足軽先生こといとうせいこうさんのラップ曲です。
時代的には「狩りから稲作へ」の前の時代になります（笑）

九曲目「刀狩りは突然に」

そして最後十曲目が…「最後の将軍」しっとり聞かせます。
なんだか普通にしみてくる曲です(´∀｀)

映像も生活感のある空間で男女の別れをさりげなく表現しています。
あれ！？レキシの曲でこんなに普通にしっとりした映像でいいの！？なんて思ってしまうくらいです。



私個人的には今までのアルバムではレキツが一番バランス等良いと感じていましたが、今回のVキシはそれに迫る出来ではないでしょうか。

歴史ネタでこれでもかと曲を繰り出して、それでいてどれも楽しい仕上がりになってるレキシってすごいなぁ～と改めて思うのでした。