おめでた続きのNegiccoですが…

現在、小ねぎちゃんの出荷を控えたMeguさんのソロ曲をレビューしておきましょう。
昨年リリースの「太陽と星の狭間で」（本ブログでの記事）から3作が発表されてきました。

「太陽と～」もレゲエ調（もしくはラヴァーズ・ロック）のテンポで驚かされましたが…
その後も発表されるたびに「驚き」を届けてくれる楽曲群なのでした。


2021年11月9日リリース「So Good」
lyrical schoolプロデューサーのキムヤスヒロ氏がプロデュース。

この曲は前情報として「Meguが本格ラップに挑戦！」といった内容が流れていましたが…
確かにMeguさんはNegiccoの曲中でラップパートを担当することが多いですね。
それは例えば「そよならMusic」「I LOVE YOUR LOVE」でしょう。
それら既存の情報から思い浮かぶのはノリノリなイメージだったのではないでしょうか。

しかし、リリースされてみたら…
ふんわりした、なんともドリーミーと言いたくなる仕上がり！
そうか！確かにこれもラップだよね( ﾟдﾟ )！と思わずにはいられませんでした。


So good ［CD+BOOK］＜完全生産限定盤＞



そして2022年6月28日リリース「ねこの夢」
さとうもかさんプロデュース。
愛猫「ロロちゃん」からインスピレーションを得た楽曲。
ねこ目線で飼い主の人間との関係性が歌われています。


私は6月に新潟ロッツで開催された「ねこの夢ミーティング」で初めて聞きました…
前半は猫の無邪気なかわいらしさでフワフワした気分になっていましたがそれだけでは終わらない！…後半転調から「なぜか時間はぼくだけ早送りらしい…」の部分でひんやりした風がサッと吹き込んで電気が流れたような感覚になったのでした。
ねこと人間の寿命は非対称なのだと思い知らされるのです。
とんでもない名曲です！


ねこの夢 ［CD+フォトブック］




そして直近の10月4日リリース「白いスターダスト」
さよならポニーテールのメンバー、324Pプロデュース。
ウインターソングです。

これまでにリリースしてきたソロ曲の集大成的な構成で、ふんわり浮遊感を感じます。

真夏に制作していたのにウインターソングということで、ミュージックビデオの撮影は冷凍倉庫で行われました。
倉庫内は~30℃、屋外は30℃と、気温差は実に60℃( ﾟдﾟ )！
アイドルは大変なのです。

白いスターダスト ［CD+フォトブック］＜完全生産限定盤＞


ここまでくると、アルバムを作るなら…全体の雰囲気は見えてきたと思います。
すぐは難しいでしょうが、まとまった作品を期待したいですね。