新潟ローカルのTV局TeNYの音楽番組。
昨年5月に始まり、先日4月23日深夜に最終回を迎えました。
第1回を受けてのブログ記事
新潟ローカルでこんな番組できるの?!と思わずにはいられない内容でした。
架空の喫茶店(自分の思い出の曲=「ヒッソリー」を一曲歌うとはじめて注文の飲み物が出てくる!)を舞台に毎回ゲスト客として来店したミュージシャンの音楽ヒストリーを聞いていくという一種のトーク番組なのです。
喫茶店のマスター役は柏崎出身のマルチミュージシャン、カンケさん
アルバイト役にRYUTistのメンバー、横山美郁ちゃん
常連客という名のレギュラー出演で長岡出身のシンガーソングライター、スネオヘアーさん
毎週、番組最後のコーナーではRYUTistがバンド演奏に挑戦し、1年かけて最終回にオリジナル曲を披露しました!
番組の基本的な流れは…
・最初に常連客スネオヘアーが思い出の曲を歌う
・アルバイトの美郁ちゃんがその曲名やそれにまつわる思い出を聞く
・ゲスト客が来店、コーヒーをオーダーするが…用意する気配なし
・スネオヘアーが一曲歌わないと出てこないと説明
・ゲストの思い出の一曲歌唱
・その曲にまつわるエピソードや初めて買ったレコードは何?などという話題から、ディープな音楽談義へ
・最後にRYUTistバンド挑戦のシリーズ企画と新潟拠点で活動するミュージシャンの紹介
それでは各回のゲストとゲストの歌った曲、スネオヘアーさんの歌った曲をご紹介しましょう。
Negiccoファンにとっては…ゲストのうち4人はおなじみですね(´∀`)
畳野彩加(Homecomings)=「ともだちがいない!」
西寺郷太(NONA REEVES)=「愛のタワー・オヴ・ラブ」「ときめきのヘッドライナー」「I LOVE YOUR LOVE」
曽我部恵一=「Kaedeの遠距離恋愛」
mabanua=2015年~2016年ネギバンドのドラマー
以下、日付はTV番組表での日付(実際は翌日の深夜1時台)
●第1回:2019年5月23日 松田"CHABE"岳二
ゲストのヒッソリー「Perfect 」(エディ・リーダー)
スネオヘアー曲「内心、Thank you」(The 東南西北)
第1回を受けてのブログ記事
スネオヘアー曲「フューチャー」(スネオヘアー)ゲストのヒッソリー「Perfect 」(エディ・リーダー)
スネオヘアー曲「内心、Thank you」(The 東南西北)
第1回を受けてのブログ記事
●第3回:2019年7月18日 西寺郷太(NONA REEVES)
ゲストのヒッソリー「Faith 」(ジョージ・マイケル)
※美郁ちゃんが1988年の曲と紹介したら…1988年間シングル1位だけど曲としては1987年と修正するセンセイぶりw!
ゲストのヒッソリー「Faith 」(ジョージ・マイケル)
※美郁ちゃんが1988年の曲と紹介したら…1988年間シングル1位だけど曲としては1987年と修正するセンセイぶりw!
スネオヘアー曲「勝手にしやがれ」(沢田研二)
普段からラジオなどでトークはお得意の郷太さん。
80年代洋楽について語った後は最初の自作曲についての話。
カセットテープしかなかった頃…「ピンポン録音」なる技法があったという話(´∀`)
私…こういうの大好物です!
●第4回:2019年8月22日 渡辺俊美(The Zoot 16 / Tokyo No.1 Soul Set)
ゲストのヒッソリー「出逢いの唄」(吉幾三)
ゲストのヒッソリー「出逢いの唄」(吉幾三)
スネオヘアー曲「スカート」(スネオヘアー)
私と同年代のアーティストなのですが、最近は息子さんへのお弁当が有名なんでしょうか。
その息子さんと音楽を通じたやり取りもいい話。
この回のRYUTistコーナーはクラブクアトロでの8周年ライブの模様(カンケ&スネオのサプライズ出演も!)
●第5回:2019年9月19日 KAN SANO
ゲストのヒッソリー「Che Sarā(ケ・サラ)」※イタリアのポピュラー曲、日本でも数多くのカヴァーがあるそうです
ゲストのヒッソリー「Che Sarā(ケ・サラ)」※イタリアのポピュラー曲、日本でも数多くのカヴァーがあるそうです
スネオヘアー曲「誰かの風の跡」(桑田佳祐)
ミスチルとビートルズから入って、ピアノでのアドリブへの興味からバークリーに進学という天才肌!
ジャズのテンションノートを入れた「LET IT BE」の演奏は非常に興味深かったですね。
●第6回:2019年10月24日 眉村 ちあき
ゲストのヒッソリー「本気のラブソング」(眉村ちあき)
ゲストのヒッソリー「本気のラブソング」(眉村ちあき)
スネオヘアー曲「夢の途中」(来生たかお)
この方、やはり強烈です!
自作曲を始めた頃の話…とりあえずiPadにフリーソフト入れて作曲したとのこと
驚異のライブ本数!( ゚д゚ )
「弾き語り」を始めたきっかけ…「左手何していいかわかんないな」だってw
RYUTistのメンバーがバンドで苦労していると言ったら…(ギターは)「急いだらできるんじゃない?」
●第7回:2019年11月21日 曽我部恵一
ゲストのヒッソリー「空いろのくれよん」(はっぴいえんど)
ゲストのヒッソリー「空いろのくれよん」(はっぴいえんど)
スネオヘアー曲「慕情」(サザンオールスターズ)
曽我部さんは実はカラオケで尾崎豊を歌うという…驚きの事実が!
●第8回:2019年12月19日 総集編
※この回だけ視聴・録画とも逃してしまいました(;´Д`)
※この回だけ視聴・録画とも逃してしまいました(;´Д`)
●第9回:2020年1月23日 mabanua
ゲストのヒッソリー「LET IT BE」(The Beatles)
ゲストのヒッソリー「LET IT BE」(The Beatles)
スネオヘアー曲「サーカスナイト」(七尾旅人)
※この回は特に興味深い内容でした。
「LET IT BE」の歌唱自体トリハダ級の良さでしたが…アーティストの実際の演奏は楽譜に表現されていない部分があるという…実演を交えたトークがまた秀逸!(´∀`)
偶然、同じ曲を練習していたRYUTistのメンバーである横山美郁さんも感心することしきりなのでした。
●第10回:2020年2月20日 一十三十一 with KASHIF
ゲストのヒッソリー「今夜はブギーバック」(小沢健二 featuring スチャダラパー)
ゲストのヒッソリー「今夜はブギーバック」(小沢健二 featuring スチャダラパー)
スネオヘアー曲「AXIA~かなしいことり」(斉藤由貴)
一十三十一(ひとみとい)さん、心地よい歌声…イイっすね(´∀`)
●第11回:2020年3月19日 柴田聡子
ゲストのヒッソリー「ナイズポーズ」(柴田さんによるRYUTistへの提供曲)
ゲストのヒッソリー「ナイズポーズ」(柴田さんによるRYUTistへの提供曲)
スネオヘアー曲「赤いスイートピー」(松田聖子)
いやー、この回の…柴田さんの沼感…たまらねぇです(´∀`)
●第12回:2020年4月23日 RYUTist ※最終回
ゲストのヒッソリー「Blue」(RYUTist )
ゲストのヒッソリー「Blue」(RYUTist )
スネオヘアー曲「また、今度」(スネオヘアー)最終回らしいw
バンド「The RYUTist」のオリジナル曲のお披露目!
タイトル「また来世」
作詞・作曲 渡辺健二(スネオヘアー)
本来ならば、古町でのホームライブで演奏したかったのでしょうが、新型コロナの影響でぎりぎりスタジオ収録でのお披露目となりました。
ところで…この曲、4thアルバム「ファルセット」に収録されているのでしょうか?
(5月5日現在、アルバムリリース日は未定、収録曲内容の情報は解禁されていません)
最後は「一年間ありがとうございました!」
番組制作は…プロメディア新潟
スポンサー企業は…メインどころで
(株)ミタカ(冷凍・空調・厨房設備)
KIR(中央イベントリース=ライブ等イベント設備の企業)
Show(国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校=新潟市の芸能専門学校)
新潟照明技研
スポンサー企業以外での「協力」名義でのクレジット ↓
出演アーティストの顔ぶれはタワレコがレコメンドしている人が多いかな。
いかがでしょうか 。
よくTVの音楽番組は芸能事務所の影響力があるといわれますが、ここには(多分)そんなパワーゲームもなさそうで、今聴いたらよさそうなアーティストが次々出演していたわけです。
新潟県の芸能文化の厚みを感じる番組ですし、是非シーズン2以降を期待したいものです。
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タワレコへのリンク
5月5日リリース予定でしたが、新型コロナの影響で延期になっています。
【CD】 ファルセット
アートワークが話題で品薄か?!
【CDシングル】 きっと、はじまりの季節
【CDシングル】 センシティブサイン
【CDシングル】 黄昏のダイアリー
【CDシングル】 青空シグナル
【CD】 柳都芸妓(芸能の伝統がある新潟を表現する3rdアルバム)
RYUTO RECORDS時代のアルバム作品
【CD】 日本海夕日ライン<通常盤>(夏の日本海を表現した2ndアルバム、驚愕の完成度で話題に)
【CD】 RYUTist HOME LIVE(毎週古町で開催されるホームライブをコンセプトとした1stアルバム、ライブ最後に必ず歌われるラリリレル等収録)
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