2019年10月23日リリース。
2017年の「黄道十二宮」以来、2年ぶりのアルバムです。
星野みちるさん周辺ではその間いろいろあったようですが、自身のレーベル「よいレコード會社」を設立して社長に就任、プロデュースにサリー久保田氏を迎えて作られたそうです。
この辺の事情は下リンクのインタビュー記事でわかります。
インタビューの時にストリングスが合うと話されていた「逆光」の試聴動画
サリー久保田さんの名前はSOLEILに興味を持った時にお見掛けして、面白い作品を作る方だなぁ…と感じていました。
本作は19世紀の写真みたいなジャケ写からして、それまでとは全く異なったイメージを打ち出しているのかな？…とも思いましたが、ボーカルはやはり「星野みちるさんの声」でした。
すっきりクリアだけど、ちょっとだけ無機質な印象もある声質です。
それ故、コミカルな曲もシリアスな曲もそれぞれ独自のテイストに包み込んでしまえるのだと思います。
アルバムに寄せたMikikiのインタビュー記事
アルバムのオフィシャルトレーラー映像
アルバム中「雨粒のワルツ」はフル尺のMVが公開されていました。
VIVID SOUND初期のピコピコ感ある電子音ではなくALL生楽器になっています。
なかなか好きな響きの音です。
30代の女性シンガーが何を表現するかといった時に…こういった曲になるのも納得感あります。
個人的には「星間連絡船」「夏なんだし」みたいなどこかシュールでとぼけた感覚を持った曲が聴きたいような気もしますが（「みちるの泰平洋航」がそれに一番近いかも）
ボーカリスト、シンガーソングライターとしての特徴を最大限活かした活動に今後も期待！
＜収録曲＞
1. 月がきれいですね
2. みちるの泰平洋航
3. 雨粒のワルツ
4. 皆笑った
5. ロックンロール・アップルパイ
6. サプライズ日和
7. 私だけの人
8. 話しかけたかった
9. 逆光
10. ダブルアンコール
*********************************タワレコへのリンクです
星野みちる風味に調整されたカバーアルバム
小西康陽氏による怪曲（？）「夏なんだし」収録
キュートでポップにSF風味を効かせた「星間連絡船」収録
星→宇宙イメージをベースにアナログシンセのピコピコ音炸裂のアルバム
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