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2019年9月28日、北方文化博物館で3回目の開催となった「NEGi FES」
私…野外フェス的なイベントは今回が初めて。

野外ということでお天気が気になるわけですが…台風が西から日本海に抜けていくというタイミングでもしかしたら午後は雨か?!という予報でした。

しかし「晴れ女」で知られるNegiccoです。
会場だけは雨雲もよけるだろうと多くの皆さんが思っていたはずです。
(そう思いつつ十数年前のレインウエアを引っ張り出してきた私w)

当日は新津駅まで車、そこから予約していた専用バスに乗り会場に着いたのが11時ちょい過ぎ。
始まる前にNao☆ちゃんプロデュースの愛心さんのラーメンを3種制覇すべし!ということでショウガ醤油ラーメン!
※この他食べ物については当ブログ「食べ物編」を参照ください。

ラーメンを食べ終わるかどうか…というタイミングでなにやら祭囃子のような音がステージ方向から聞こえてきました!

あわてて門をくぐってステージ前に行ってみると「木遣り」が披露されていました。
Negicco公式WEBのスクショから ↓
kiyari

新潟市港南区の澤海若衆連木遣保存会による勇壮なパフォーマンスがイベントの幕開けとなったのでした。

直後、Negiccoの3人が登場してこの木遣りについて解説して代表の方にインタビューまでしていて…地元の文化を大切にする姿勢がまた好感度アップですね。
そして、出演アーティストの紹介ですが…なぜかNao☆ちゃんは「シャム~!」「キャッツ!」、「なつやすみ~!」「バンド!」、「クラム~!」「ボン!」…と掛け合いを要求して見事観客も応えていたのでした(´∀`)

さて、一番手はシャムキャッツの皆さん。
やはりバンドサウンドはイイですね。
しかも田んぼに囲まれた野外という新潟ならではの環境なのでなおさらですよ(´∀`)

ちょっとだけユルいのが彼らの持ち味でしょうか…
初めての曲ばかりでしたが、体を揺らしながら楽しめました。

音楽ナタリーさんのスクショより↓
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途中、Negiccoの初めの言葉でのNao☆ちゃんの掛け合いを聞いていたのか…ボーカルの夏目さんが…「俺もやってみたいんですけど…」から観客に向かって「シャム~!」
すかさず観客の皆さんは「キャッツ!」とレスポンス!

Negicco的な幸せなノリで会場全体が包まれたのでした。
最後のMCでは「(Nao☆ちゃんに)いじめられてみたいw」という発言も(´∀`)

あと、シャムキャッツ夏目さんは「サトウのごはんの美味しい食べ方」として…レンジ3分、ひっくり返して1分という情報を「これ、知ってる?」と発言…かえぽは「知ってました」とレス(´∀`)
(レンジは2分で良さそうですが)

ネギとのコラボはアルバム「MY COLOR」収録の「She's Gone」
ちょっとユルさのある曲調に合わせて、ボーカルも微妙にズレを持たせている再現の難しい曲ですが、さすが!完璧に演奏、歌唱していました。

ぽんちゃのTwitterより↓


NegiccoとのMCではこの日の空を見て、曇り空が多いというところから…(イギリスみたいな天気なので)新潟は日本のマンチェスター、Negiccoは日本のスパイスガールズ…という名言が飛び出しました(´∀`)


シャムキャッツ セトリ
1. カリフラワー
2. Travel Agency
3. GIRL AT THE BUS STOP
4. KISS
5. すてねこ
6. Lemon
7. 逃亡前夜
8. 完熟宣言
9. She's Gone (with Negicco)
10. このままがいいね


シャムキャッツの後、舞台転換に多少時間があったので、すかさずNao☆ちゃんプロデュースの台湾まぜまぜまぜまぜそばを食べて…次は、ザ・なつやすみばんど!

このバンドはまさに「技巧的」
メインボーカル中川理沙さんの涼しげな声に、ストリングス、フルートのようなクラシックで使うような楽器もあり、さらにいくつ楽器やるの?というくらい色々な音を出しての演奏(小鳥のさえずりさえ楽器で再現!)
やはりスティールパンの響きが南国感というか「なつやすみ」感を醸し出します。
音楽って自由なんだ!と思わせてくれるバンドですね。

かえぽもライブ感動していたようで「音楽って素晴らしい」とMCで話していました(その話しっぷりがまた堂々としていてソロ活動で自信をつけているのだと感心)

音楽ナタリーさんの記事のスクショ ↓
natsuyasumi_kaepo

ネギコラボは「ノスタルジア」
MCでは、スティールパンを演奏するMC.sirafuさんが「この曲(ノスタルジア)を提供したことで僕らの格が上がった…」との発言。
楽曲提供者とネギとの幸せな関係がうかがい知れるエピソードでした。

会場の物販では一般流通していないCD「Terminal」が出ていたそうで、ブースを覗いてみましたが私が行った頃には枯れていました(´Д`)

後日、公式ブログでこの日の模様が紹介されています。
Negiccoの出演者への「おもてなし」ぶりが感動的です。



ザ・なつやすみバンド セトリ
1.風を呼ぶ
2.蜃気楼
3.summer cut
4.旅のしおり
5.赤いワンピース
6.ノスタルジア (with Negicco)
7.自転車
8.お誕生日会


3番手は20周年という「クラムボン」
この時から小雨がパラパラ落ちてきましたが…リハから「皆さんにとってのリハーサルでもあります!」と会場の熱量をガンガン上げていきます。
この辺、ベテランバンドは流石!と思わせます。

小雨の中で盛り上がる観客にミトさんが感動していました。
Negiccoファンの皆さんが評価されたような気持になったのではないでしょうか。


そして、当初予定になかった(らしい)コラボが!
クラムボン+Kaedeでの「便箋歌」
期せずして、原田郁子さんのボーカルと対比されることでかえぽの声質の個性が際立ったように感じました。

最後は今回リリースのマキシシングルに収録された「I Am A Punk!」
ホントに複雑で難しそうな曲なのにピタリと決まっていてしびれました(´∀`)

演奏後のMCでは「I Am A Punk!」の制作秘話(?)
ミトさんによれば、Negiccoの3人の誕生月からそれぞれの月の花ことば(?)を調べていくうちに…Meguさんの6月のアジサイは「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」…「冷酷」「無情」…「高慢」こりゃ無理だな(笑)と言いながら、「移り気」な女の子の素直になれない心情を表現した歌詞を書いたヒントを披露していました。


クラムボン セトリ
リハ:パンと蜜をめしあがれ
1.シカゴ
2.サラウンド
3.はなればなれ
4.Lush life!
5.yet
6.波よせて
7.便箋歌(with Kaede)
8.I Am A Punk!(with Negicco)

さて、Nao☆ちゃんプロデュースのラーメン3番目は味噌ラーメン(背脂つき!)でガッツリ!お腹フルチャージ!
…で、ラストNegiccoのステージです。

今回のネギバンドは…
キーボード:末永華子
ギター:堀崎翔
ベース:千ヶ崎学
ドラム:岡本啓佑

衣装は佐渡で初登場したブルーの「サンシャイン日本海」風。
音楽ナタリーさんのスクショ↓
negicco_negi

サウンドチェックのリハは「くちびるにメロディ」
1番2番と両方だったのですが、ぽんちゃだけ1番だけだと思っていたようで…(あれ??)っとなっていたのが可愛らしかったですね(´∀`)

さて、いつもの"Make Up Prelude”からライブ開始!
「キミはドリーム」から夢つながりで2曲目に「夢・Dreamer」
「Tell me why?」を披露してMC

新潟で3度目ともなると、慣れてきたというか…楽しむ余裕がでてきたという内容の発言も。

続いて「硝子色の夏」「くちびるにメロディ」

いよいよ、直前にリリースされた「I LOVE YOUR LOVE」!

「君の代わりはどこにもいない」…このフレーズ聴くとなんだか泣けてきますね。
NONA REEVES節の曲なんですが、ネギバンドでの演奏でも…エモかった!
MCでも西寺郷太さんに触れていました(久しぶりのオファーだったので、西寺さんは心待ちにしていたとか)

今回のMCではありませんが、西寺郷太さんが堂島孝平さんに「俺の方が提供したシングル曲が多い!」と言っていたとか…いうエピソードを思い出しました。
Negiccoの曲提供でアーティストが張りあっちゃうなんて(冗談でしょうが)微笑ましいですよね。

終盤はライブの沸き曲…「さよならMusic」「圧倒的なスタイル」「ねぇバーディア」

特に「圧倒的なスタイル」では、ラインダンスが芝生のフィールドで展開されたのでした!
荷物なんかその辺に放っぽり出して、「イチニッサン!」「ニイイニッサン!」と踊るラインダンスの楽しさったら…(´∀`)

最後のバーディアはいつも通り…「あ~な~た~に!」指差しで盛り上がっていました!
Negicco定番の盛り上がりでしっかり締めくくりました。

それにしても最近のNegiccoの安定感…高いですねぇ。
バンドとの息もぴったりだし。

ライブが終わると出演者全員がステージに集合(シャムキャッツさんは10周年ポップアップの企画で先に帰られてました)

一日を振り返り、Nao☆リーダーは「今日はここが一番幸せな空間だと思います!」と高らかに…とその直後、同日新潟のTV局のイベントNSTまつりがあったことに気づき「あっ!」とばつが悪そうにしていました(NSTはレギュラー出演番組があり、スケジュールが被らなければNegiccoもNSTまつりに出演していたので)

全員手をつないで観客にご挨拶…とこの時…クラムボンのミトさんがイレギュラーな動き!
どうやらミトさんにとってNegiccoは「タレントさん」で、そんな人と直接手をつなぐなんてとんでもない!…と頑なにネギメンバーの手に触れることを拒否して会場を和ませていました。

そして記念撮影!
Nao☆リーダーのインスタでは不在だったシャムキャッツさんを合成してます( ゚д゚ )


Negicco セトリ
リハ:くちびるにメロディ
1.キミはドリーム
2.夢・Dreamer
3.Tell me why?
4.硝子色の夏
5.くちびるにメロディ
6.I LOVE YOUR LOVE
7.さよならMusic
8.圧倒的なスタイル
9.ねぇバーディア

今回念願かなって初参戦したNEGi FESですが…ライブはもちろんイイし、フードはとても食べきれないほどの種類あるし、北方文化博物館も見られるし(時間なくて見れませんでしたけど)…全部楽しむのであれば朝イチから会場入りしなけりゃなりません。

出演者の皆さんも言っていましたが、とても暖かさを感じるイベントでした。
これだけの内容を準備するNegiccoと関係者の方々には感謝というか尊敬の念すら感じます。

帰り際、何台も並んだ送迎バスの列を見て思いました…これは地方の様々な業界を活性化させる凄いイベントなのだなと。

「活性化させよう」とわざとらしい観光イベントはよく見かけますが、Negiccoが16年間積み上げてきたものから自然に出来上がったように見えるこのNEGi FESは本当に幸せで価値のある存在になったと思います。
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音楽ナタリーさんの素晴らしいライブレポ(画像77!)↓


Negicco公式サイトのNEGi FESページにはこれまた画像多数!


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