2018年8月5日、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)SKY  STAGEのトリで登場したNegicco。

私は現場に行かなかったのですが、その情報をSNS上でチェックしていたところ…なにやらただならぬことが起きていたのが伝わってきました。

最後のステージということで、観客のほとんどはNegiccoファン。
最後に披露された曲は「雫の輪」

歌い始める前になんとNao☆リーダーは観客に座るようにうながし、観客はそれに応えて座って曲に聴き入っていたとTwitterのタイムラインで流れてきました。

普通は総立ちで盛り上がるイベントのはずが、前代未聞の光景が繰り広げられたようです。
※下画面動画17分頃から



様々な機会に「Negiccoの現場は安全・安心、平和」と語られますが、これは当然演者であるメンバー3人だけでは実現できません。観客たるファンの方々も一緒に作り上げているわけです。


TIFの情報を見たとき、自分にとって初めてネギの生ライブ体験となった2011年秋の新潟県のスキー場PRイベントでのステージを思い出しました。

当時は「”ねぎっこ”という名前を聞いたことがある」程度の認識でした。
ライブ中はオタのコールに驚きもしましたが(まあ、こういう人もいるわな)と自分を納得させました。
…ですが、腕をグルグル回すようないわゆるオタ芸をしている方がいて、それには相当ヒキました。


その後、2015年9月に二度目のPOP JAM出演回を偶然試聴して、雷に打たれたかのようにハマって行くわけですが…そこからライブに行ってみると、ほんの何年かのうちに派手なオタ芸をする人はいなくなっていました。

恐らく、ファン層が数年で変わっていったのだと思われます。
言い方が適切か分かりませんが…客層の淘汰が行われたのでしょう。

2016年にはシングル「矛盾、はじめました」から、アルバム「ティー・フォー・スリー」のリリースと…女性層の開拓ではないかと思われる動きを見せてきました。
女性アイドルが長く活動を続けるためには同性の支持が重要なのでしょう。


…と、ここまで書いてきて何が言いたいのかというと、ブランドとは自らにふさわしい顧客を選ぶもので、男女問わず安全・安心な態度のファン層を育て上げたNegiccoは立派なブランドと言ってよいと思うのです。

そして、今の世界でこれほど幸福感に満たされる空間を作り上げるNegiccoはそのファンも含めて現代の奇跡なのです!

それも、「いい人を演じるのではなくて、心からいい人でいなければと思う」と言い切るメンバーのなせる技。
※DVD「新潟発Negicco密着!アイドル10年」より↓
iihito

レッドオーシャンで疲れた人はネギのブルーオーシャンで癒しを得られるはず。

ただし、他者を攻撃することでしかアイデンティティを保てない人には「ここはあなたの来る場所ではない、そいうことは他でやってくれ」と言いたいですね。

...と言いつつ、そんなささくれだった人にも癒し効果を発揮できそうなのがNegiccoなんですけどね(´∀`)

【DVD】 アイドル10年


【CD】 MY COLOR<初回限定盤>
※画像はリリイベでのサイン入り


【CD】 MY COLOR<通常盤>



CURRY RICE RECORDS × TOWER RECORDS キャップ



Negicco × TOWER RECORDS ステッカー(3枚入り)


Negicco × TOWER RECORDS チケットホルダー


Negiccoはタワーレコードのアイドル専門レーベル所属です