2018年6月24日、新潟市役所発着でネギバス試乗会に参加しました。

自分の試乗が終わって、せっかく新潟に来たんでタワレコ詣でに行ったわけです。
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ブラブラとCDの棚を眺めていたら…あるCDが!
「備忘録」をYoutubeだったかで見てアルバム「百六十度」を買ったことのある、ヒグチアイの新作アルバム「日々凛々」が目に入ったんですね。
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楽曲も良かったのですが、私自身「ヒグチ」なので同じ名前(苗字)という共通項から興味を持ったいう側面はあります。

知らない方のために…とりあえず「備忘録」を…この曲はこの人の作品の中でも突出して刺さる感覚があります。
「ちやほやされてできたものは十九で消えた」


そうかと思えば、犬から飼い主のおばあさんを見た視点の曲なんてのもあります。
「ぼくとおばあさん」
(犬でなくても孫等の視点でも成り立つ曲ではあります)



…で、今回の「日々凛々」収録の「わたしはわたしのためのわたしでありたい」を

他にも「コインロッカーにて」とか重い歌詞の曲もあります(曲調は重くないけど)

なんというか「こじらせ系」とでもいうような人ですが、否応なしにぐりぐりコンタクトしてくるような楽曲が多く、いいですね。


さて、タワレコさんのCDの棚というのはアーティストの名前五十音順で整理されています。
「ひ」の棚で「ヒグチ」とつく人はそう多くはありません。

ふと発見したのが樋口達哉というテノール歌手の「あこがれ」というCDでした。
帯には「テノールの貴公子」とあります!

世界の三大テノール、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスって聞いたことありましたけどね…日本人では秋川雅史くらいしか知らんしね。
ただ自分と同じ苗字でこうした人がいたなんて全然知らなかったので興味を持ちました。
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CDのジャケの収録内容を見ると、オペラの名曲のおいしいところを集めたようです。
たまにはクラシックの声楽も面白いんじゃないか…という感覚で思い切って(笑)買ってみました。

後からネット検索で情報検索してみると、この方…かなり本格的に海外・国内でも活躍されている実力派のようです。
テノール歌手が集まってポップスの曲を歌う「JADE(ジェイド)」の一員としても活躍していますね。

開封してまずはブックレットの紙質の良さに軽くビビります(笑)
CDそのものもDSD(Direct Stream Digital)なる高音質で収録できる方式で作られているというこだわりようです。

曲目リストを見るとヴェルディとかプッチーニとか何となく聞いたことあるような作曲家の名前や「ロミオとジュリエット」「アルルの女」「マクベス」といったタイトルだけは聞いたことある演目が記載されています。
最後の曲を除いて全編(?)イタリア語で何と言っているか分かりませんが、ブックレットに各楽曲の解説文がありますので、なんとなく曲の気持ちは分かります(´∀`)

分からないながらも、12「衣装をつけろ」は映画アンタッチャブルのクライマックスシーンでアル・カポネが観覧していた演目じゃないか!と気づいたり、13「誰も寝てはならぬ」はトリノ五輪でフィギュアスケート金メダルに輝いた荒川静香の使った曲じゃないか!というあたりは分かりましたよ。

皆様にとてもオススメできないやり方ですが、CDのジャケ買いならぬ「名前買い」してみたら、新しい世界を見つけられたというお話でした。