「上手い」(うまい)という言葉は実に厄介です。

以前当ブログで、スキーやスノーボードでのうまい滑りっていったい何なのか?考察したことがありました。

2016年02月06日の記事


歌の場合は…そのアーティストが好きならばもう「上手・下手」という次元は超えて「好き」ということになると思いますが…声量、音程等の正確さ、ニュアンスや感情の表現…私は音楽に疎いもんでなかなか要素が浮かんできませんが、「上手さ」についていくつかの評価軸は存在しそうです。

さて、われらがNegiccoの3人はどうよ?という話ですが、楽曲やライブの評価でなかなか厳しく指摘される方もいらっしゃるようです。

10周年の頃の「アイドル10年」DVDを見てみると、タワレコの嶺脇社長が「Kaedeさん声が裏返ってしまうことがあったり…」と発言してたりしてましたが…2015年8月の野音では(DVDしか見てませんが)3人とも完璧!(と自分は思えました)

そして2016年2月、初めてのライブ参戦となったキネマ倶楽部で、かえぽってこんなに声が出るんだ!とビックリしたもんです。

 
その後のアルバム「ティーフォースリー」では3人ともそれまでとは別次元に進化した歌い方を示してくれました。


あまり色々なアイドルさんの歌は聞かないのですが、トレーニングで一定レベルに仕上げようとすると、方向性が揃ってきてしまうのではないかと思うのですがどうでしょう。

Negiccoの独特の歌声はなんで成立したのかと考えるに…彼女たちは一時、ボイトレどころではなく全部自分たちでやっていた時期があったそうで、その時代に個性を矯正されることなく現在に至ったのではないかと考えています。 
当時は辛かったかもしれませんが、結果的には現在の多幸感が生み出されたのかな?と思うのです。


…などとつらつら考えていたところに中森明夫氏の「アイドルになりたい!」という書籍が発売になり読んでみたところ、最終回答が書かれていました!

アイドルとは「好きになってもらう仕事」
個性とは「魅力的な欠点」

やられました!おっしゃる通りです!…という納得感。

私がNegiccoから受ける印象をキーワードにすると

ゆるいMCやリーダーのギャグ等の「すきま」
幾多のライブを見ると、コンディションで仕上がりが変わる「ゆらぎ」

出来上がり過ぎた歌いかたにはない「すきま」「ゆらぎ」にファンが深く感情移入する余地が生まれて、あの本物の「笑顔」に皆さんやられてしまうわけですね。
そりゃ…「好きになってもいいのかな」 「いいよ!」ってなるよね(´∀`)

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット